「集客ができない」「固定のリピーター様がつかない」と嘆いている整体院・リラクゼーションサロンのオーナー様は多いはずです。
なぜ、リピーター様がつかないのか?
もしかしたら、自分と合わないタイプのお客様ばかりを集客してしまってるだけかもしれません。
「自分は職人タイプだから・・・」
という方であっても、集客を工夫することでリピーターのお客様を増やしていくことは可能になります。
今回は、「あなたの強みを活かして集客すること」について解説していきます。
あなたはこんな集客していませんか?
「集客」と聞くと、一人でも多くのお客様にご来店いただくことだと思われてるオーナー様も多いようですね。
結論からお伝えしますと、集客で大切になってくるのが「あなたに合うお客様を集客すること」です。
誰でも構わず集客しても、「何か違うかも・・・」と思われてしまうのがオチなのです。
結果として、一度きりのご来店のみという悲しい結果に。
集客=不特定多数の人たちを目的を持たずに集めることではありません。
まず集客できる人数が多ければ多いほどいいという「思い込み」を排除することから「正しい集客」はスタートします。
なんとなくの集客では、結果をだすことができません。
「何のために集客するのか?」
考えてみてください。
一見さんを増やすためでしょうか?
決してそうじゃないはずです。
長くあなたのサロンに通ってくださるお客様を増やすことこそが、本当の意味での集客なのです。
あなたの強みやサロンの強みを知ってますか?
できるだけたくさんの媒体に広告を出して集客しなきゃ(>_<)
と考える前にするべき大切な事は、
- あなたの強み
- あなたの整体院・サロンの強み
を見つける事です。
今まで小手先のテクニックばかりに目を向けていた方の場合、いきなり「あなたの強みは何ですか?」と言われても思い浮かばないかもしれません。
強みは「外側にあるのではなく内側にあるもの」だからです。
自分自身と向き合う事で発掘できるものという訳です。
誰にでも必ず「強み」は存在します。
- あなたの得意な事は何ですか?
- 人からすごいと言われる事は何ですか?
- あなたが難なくできる事は何ですか?
- あなたが好きな事は?
あなたが普段何気なくやってしまってる事の中に、あなたの「強み」となるものがあるかもしれません。
トークが苦手だと諦めるべからず
よく相談される事なのですが、
などという悩みを抱えてる整体師さんって本当に多いなと感じています。
トークが苦手だからリピーター様がつかないというのは誤りです。
トークが苦手でも、リピーター様を獲得する事は可能です。
多くの方々が失敗しがちなのが、「トークは苦手だからトークの練習をしよう。」と思う事なのです。
苦手なことを普通レベルまで引き上げても、普通でしかありません。
つまり、「トークが苦手な方が勝負するべき場所は、トークじゃない。」という事なのです。
トークが苦手なあなたにとって、得意な事は何ですか?
「寡黙だけど、一言一言に重みがあって発する言葉は信頼できる。」とよく言われたとします。
そんな方の場合は、「言葉の重み」で勝負する事が可能ですよね?
「ペラペラトーク」で勝負する必要は一ミリもないのです。
サロンでトークしたくないお客様を集客しよう!
また、別の考え方もあります。
サロンに来てトークしたいお客様もいれば、黙って施術を受けたいタイプのお客様もいます。
私はまさにそんなタイプで、ああだこうだ話しかけられるサロンには二度と行きません。
案外そういう方って多いものです。
普段「喋る仕事」をしてる方ほど、その傾向が強いかなと感じています。
もちろん人それぞれですが。
トークが苦手なのであれば、それを強みに変換して生かしていくことも可能です。
例えば、
「静かな環境で施術が受けられる疲れてる人専門のサロン」などと宣伝してみたり。
サロンでは寝て過ごしたいというお疲れのお客様は結構いらっしゃるので、そのようなタイプの方向けにブログを書いたり集客をしたりする事で、そんなお客様を集客することができます。
私のお店では、初めてご来店いただいたときのアンケートに、
- お話したいですか?
- 眠りたいor静かに受けたいですか?
と「会話」に関する質問も記載していました。
あなたの強み、サロンの強みを「売り」にしよう!
思い切ってプロフィールに、「トークは苦手ですが、○○の技術はどこにも負けません!」などと、あなたの強みを書いてみるのも大変オススメです。
せっかく持ってるものを隠しておく必要はありません。
そのためにも、「あなたが胸を張って言えるこれならできるということ」や「何を売りにしているサロンなのか?」を明確にしておくべきなのです。
世の中には様々なタイプの方がいるため、自分の売りを語る事であなたに合うお客様が集まるようになるということですね。
集客の心得!ターゲットを絞ろう
ここまで読んでいただいた方は、
ということをお分かり頂けたかと思います。
「じゃ、具体的にどうしたらいいの?」というパートに移っていきます。
まず結論からお伝えします。
「サロンの集客をする際には、できる限りターゲットを絞って集客すること」が一番のポイントになります。
ターゲットを絞るということがなかなかできないサロンが本当に多いと感じています。
なぜ絞れないか?
「勿体無いお化けが出そう・・・」という点に尽きますね。
いろいろな人に来店してもらった方がいいじゃないかな。
と人は思いがちです。
もちろん私もサロン経営時代に「ターゲットを絞ったらなんか損しちゃう・・・」と感じていた事もありました。
でも、これは大きな誤りです。
信じられないという方は、ターゲットを絞った集客と闇雲な集客と両方試してみると良いでしょう。
ここだけの話、私は両方試してみました(笑)
自分の目で確かめなければ気が済まないタイプだったからです。
そして見事、「ターゲットを絞った集客」の圧勝でした。
不思議ですよね?
ターゲットを絞るという事は、見込み客の総数は少なくなるはずです。
にも関わらず、ターゲットを絞った方が多くのお客様を集客することができたのですから。
教訓として、
「不特定多数に向けられた言葉は誰にも響かない。」と言う真理を知りました。
簡単な例をあげます。
- お疲れの方、その疲れなくしませんか?
- 後頭部がずーんと重くてつらい方、その頭痛なくしませんか?
という文句だったらどちらがいいと思いますか?
後者の方が「あ、私つらいからこのお店に行こう」と思ってもらえると思いませんか?
という訳で、思い切ってターゲットを絞ってみてください。
あなたが「頭痛」を緩和する施術が得意ならば、思い切って頭痛の悩みを抱えてる方向けに集客をしてみるなど、ご自身の特技を洗い出してみると良いでしょう。
自分で強みがわからなければ聞いてみること
という方は、何も恥ずかしいことなんてありません。
ご家族や友人知人、またお客様などに聞いてみるのもオススメです。
お客様の場合でしたら、
「なぜうちのサロンに通ってくれていますか?」という質問をする事でさらりと答えてくださるはずです。
何人かに聞いてみる事で、ヒントが得られるでしょう。
最後にまとめると、
強みを活かしていくことを、考えてみると良いでしょう。